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第四十話『ラブホテルの怪』

175 :影虎 ◆ufyC28b62o :2006/12/17(日) 02:18:14 ID:6hObzdE1O
【040/100】

「ラブホテルの怪」

自称・オカルトマニアである私は、常々彼氏にドン引きされている。

少し前。ウォータースライダーとプールのついたラブホテルへ行った。
高速道路から見えるそのラブホは、心霊スポットとしても有名だった。

「あっちゃん(私)、今日はあそこに行こうか」
「…出るらしいよ」
「…萎えるからそういう事言わない」

まぁ、入ってしまえばこんなもんか…という部屋。プールは深いが狭い。
肝心のウォータースライダーは、完全な筒状で、入り口から少し奥は完璧な闇だった。

先に、彼氏がすべった。
続いて、私がすべる…
思っていたより速く、怖い。
プールに着水する瞬間、私は確かに見た。
水面から手が。私の足を掴む。

水面と水平に飛び、有り得ない位出口から遠くに着水した。
彼氏が慌てて私を抱き上げる。

プールサイドにぶつけたのか、額がぱっくり逝っていた。

【完】